夏の脱水対策に!経口補水液、正しく使えてる?~スポーツドリンクとの違いと飲ませ方のコツ~

こんにちは!さあやです!

汗だくで帰ってきたお子さんに

「とりあえず経口補水液!」

そんなご家庭、多いのではないでしょうか?

実は

経口補水液について誤解したまま使っているご家庭が

とても多いんです🙄

スポーツドリンクと何が違うの?
毎日飲ませてもいいの?

手作りできるって聞いたけど本当?

さあや

その質問、すごく多いんです!
わかりやすく、お答えいたします🌷

もくじ

夏の脱水対策に!経口補水液、正しく使えてる?~スポーツドリンクとの違いと飲ませ方のコツ~

経口補水液って何? 薬?

経口補水液(OS-1などが有名ですね)は

水・電解質(塩分など)・糖分が

体に一番吸収されやすいバランスで設計された飲み物です💡

「飲む点滴」とも呼ばれることもあるくらい

脱水症状を素早く補ってくれる、いわば医療的な飲み物なんです!!

「脱水」は夏の熱中症だけでなく、

下痢嘔吐発熱感染性胃腸炎など、様々な状態で起こります。

体から水分と塩分がどんどん失われてしまう時に
使うものなんだね!!

スポーツドリンクと同じでしょ?

これ、勘違いしている人がとても多いんです!

とっても大事なポイント!!

経口補水液とスポーツドリンクは

似ているようで、実は真逆の性格をしています💡

  • 経口補水液:塩分多め↑・糖分少なめ↓ ➡ 脱水時の水分・塩分補給向き
  • スポーツドリンク:塩分少なめ↓・糖分多め↑ ➡ 運動時のエネルギー補給向き

スポーツドリンクは糖分が多いぶん

小腸での水分吸収率が経口補水液よりも低いといわれています。

「脱水がひどいときはスポーツドリンクでいいや」は

実はちょっと不十分な対応なんです😅

どんな時に飲ませたらいいの?

経口補水液が必要なのはこんなとき

  • 下痢・嘔吐・発熱で水分と塩分が失われているとき
  • 熱中症、または熱中症が疑われるとき
  • 大量に汗をかいたとき

一方で、元気な時の毎日の水分補給には向いていません

塩分がしっかり含まれているため

日常的に飲み続けると塩分の摂りすぎにつながることも。

普段の水分補給は水やお茶にして

「あ、ちょっとやばいかも」というときに 経口補水液が正解です😉

飲ませ方のコツ

ここは大切なポイントです!!

経口補水液は一気飲みはNG!!

一度にたくさん飲むと

かえって吐き気を誘発してしまうことがあります。

おすすめの飲ませ方💡

少量を5分おきくらいにこまめにが鉄則!

体重10kgの場合、1回10mL程度を目安に
少しずつ根気よく続けて飲ませましょう。

はじめは吐き戻してしまうこともありますが

あきらめずに少しずつ続けてみてくださいね😐!

それでも嘔吐が続くようなら、迷わず受診しましょう!!

おうちで作れる🏠 手作りレシピ

実は、、経口補水液

おうちにあるもので手作りすることもできるんです✨

経口補水液の作り方

基本のレシピ(水1Lあたり)

  • 水:1L
  • 砂糖:大さじ4と1/2(約40g)
  • 塩:小さじ1/2(約3g)

    お好みでレモン果汁を加えると酸味がついて飲みやすくなります🍋

ただし、手作りは注意点もあります

  • 保存剤が入っていないので、その日のうちに飲み切るのが鉄則!
  • カリウムなど、市販品と同じ配合は再現できないので、下痢・嘔吐が続くときは市販品を優先!
  • 1歳未満の赤ちゃんに、はちみつ入りのアレンジはNG🍯
    乳児ボツリヌス症のリスクがあります)参照:厚生労働省

「災害時や、すぐに買い物に行けないときのお守り」くらいに

覚えておくと安心です😉

これはNG✖ やってはいけません!

現場でもよく見かける「やりがちなNG」についてご紹介

NG①:毎日の水分補給として飲ませ続ける

「経口補水液だから安心」と思って

日常的にジュース代わりに飲ませるのはNG!

塩分の摂りすぎにつながる可能性があります。

普段はお水やお茶で十分です。

NG②:一気にたくさん飲ませる

「早く元気になってほしいから」と

コップ一杯を一気に飲ませるのはNG!

かえって吐き気を誘発してしまうことがあります。

少量をこまめに、が鉄則です

NG③:下痢・嘔吐が続いているのに手作りだけで様子見

手作りの経口補水液は応急処置。

下痢や嘔吐を繰り返しているときは

ミネラルの喪失量が多いため

市販の経口補水液や受診を優先してくださいね。

ぐったりしている、おしっこが出ない

といった様子が見られたら

早めに医療機関を受診しましょう

まとめ

  • 経口補水液は「塩分多め・糖分少なめ」、スポーツドリンクは「塩分少なめ、糖分多め」
  • 使うのは脱水症状や熱中症が疑われるときだけ、日常使いはNG
  • 飲ませ方は少量をこまめに、一気飲みはNG
  • 手作りは水1Lに砂糖40g、塩3gが基本、あくまでも応急処置!
  • ぐったり・おしっこが出ないなど心配な症状があればすぐ受診を

「とりあえず経口補水液」ではなく

正しい知識を持って

いざという時に上手に経口補水液を活用してあげてくださいね😉

わからないことがあったら

ぜひ、かかりつけの薬剤師に気軽に聞いてくださいね😊

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この記事を書いた人

11年目薬剤師のさあやです。
7年間病院勤務→小児科門前調剤薬局へ転職
病院では消化器専門で
外科、ICU、緩和ケアを担当。
院内NSTを立ち上げ栄養療法実施。
薬局では小児科門前で、
新生児からお薬のサポートを提供中。
「ただお薬を渡す薬剤師」という
固着している世間のイメージを変えたくて
ブログ&Instagramの発信を開始。

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